画家やイラストレーターの皆さん、絵を描く時に使う油絵具。
使い終わったチューブはどうやって捨てればいいのでしょうか。
正しい廃棄方法を知らないと、環境に悪影響を与えてしまうことも。
今回は、そんな疑問を簡単に解説します。
目次
油絵具のチューブはどう捨てる?廃棄の疑問をスッキリ解消!
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油絵具のチューブを捨てる際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
油絵具を捨てる前に知っておくべきこと
油絵具のチューブを捨てるときは、環境に配慮した方法を選ぶことが大切です。
特に中身が残っている場合は、そのままゴミに出すのは避けましょう。
油絵具に含まれる成分は、自然に優しくないものもあるためです。
まず、油絵具のチューブに残っている絵の具は、できるだけ使い切るようにしましょう。
ここがポイント!
使い切れない場合は、絵の具の回収を行っているお店や自治体の回収箱を利用するのが良いでしょう。
また、絵の具を使い切った空のチューブは、金属類としてリサイクルできることがあります。
自治体のリサイクルルールを確認し、適切な方法で処分してください。
また、チューブに含まれる有害成分についても理解しておくことが大切です。
例えば、カドミウム色系や鉛白などの成分は、人体や環境に悪影響を及ぼすことが知られています。
これらの成分が含まれる絵の具は、特に注意して処分する必要があります。
油絵具のチューブの捨て方:基本ルール
油絵具のチューブを捨てる時は、何点か注意が必要です。
まず、中身が残っている場合と空になった場合で、処分の方法が異なります。
中身が残っているチューブは、特に有害な成分を含む色の場合は自治体の指定する危険ごみとして処理する必要があることが多いです。
例えば、カドミウムを含む色や鉛白など、ラベルを確認してから処理しましょう。
空になったチューブは、金属類としてリサイクルできる場合もあります。
ただし、自治体によってはリサイクルできないこともあるので、事前に確認が大切です。
このように、油絵具のチューブの捨て方にはいくつかのポイントがあります。
適切な方法で処分し、環境にも配慮した画家やイラストレーターとしての責任を果たしましょう。
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市区町村の自治体によって廃棄方法は違うから確認しておくといいね!
中身が残っている油絵具チューブの適切な処分方法
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中身が残っている油絵具のチューブは、そのままゴミに出すことができません。
なぜなら、油絵具には有害な成分を含んでいる場合があるからです。
このセクションでは、中身がまだあるチューブの捨て方を紹介します。
中身のあるチューブの捨て方
油絵具のチューブにはまだ色が残っていたら、そのままゴミに出してはいけません。
中には有害な成分を含んでいることがあります。
まず、チューブから油絵具を出来るだけ絞り出します。
絞りきれない場合は、新聞紙や布に塗り広げて乾かしてください。
乾燥した油絵具は一般ゴミとして処分できます。
ここがポイント!
ただし、自治体によっては特別な処分方法を要求する場合があるため、事前に確認が必要です。
チューブ自体は金属製のものが多いです。
金属類としてリサイクルできる場合もあります。
自治体のリサイクルルールを確認し、適切に分別しましょう。
不明な点は、自治体の資源ごみの受付窓口に問い合わせると良いでしょう。
油絵具を使う際には、無駄が出ないように注意してください。
使い切れない色は、パレットに出す色を混ぜて新しい色を作るのも一つの方法です。
創造力を活かして、資源を大切にしましょう。
夏場の処分時に注意すべきこと
夏は暑さで油絵具が乾きやすくなります。
そのため、チューブから出し切れずに残ってしまった油絵具が固まりやすくなることがあります。
この状態で放置すると、チューブ内で油絵具が固まり、捨てる際に困難を伴うことがあるのです。
そんな時は、チューブを切り開いて中身を取り出しましょう。
油絵具が固まっている場合は、ナイフなどで削り取ってください。
固まった油絵具は普通のごみとして捨てることができますが、液体状のものは特別な処理が必要です。
夏場は特に、油絵具に含まれる揮発性の溶剤が蒸発しやすくなります。
そのため、換気を十分に行いながら作業を進めることが大切です。
夏場の油絵具の処分には、以上のような点に気を付けてください。
適切に処理することで、環境にも優しく、自分自身の健康も守ることができますよ。
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乾いてから一般ゴミとして出してね!
夏場は絵の具が乾きやすく蓋が開かなくなると廃棄するのが大変になるから気をつけて!
空になった油絵具チューブの正しい廃棄方法
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空チューブはどうすればいいのでしょうか。
空チューブの捨て方とリサイクルの可能性
空になった油絵具のチューブが出たら、ただ捨てるのではなくリサイクルの可能性を考えましょう。
まず、チューブに残った絵の具をきれいに取り除きます。
それが終わったら、チューブを水洗いして、中の絵の具を洗い流します。
チューブが金属製の場合は、地域のリサイクルのルールに従って分別しましょう。
プラスチック製の場合も、自治体の分別方法に沿って処理してください。
ここがポイント!
リサイクルが難しい場合は、工作材料として再利用するのもひとつの方法です。
例えば、チューブの端を切って、小物入れやペン立てにすることができます。
このようにして、チューブを上手に処分することで、環境にやさしい画家やイラストレーターとしての実践ができます。
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金属製やプラスチック製で廃棄の仕方が変わるので自治体のルールを確認してね!
油絵具の有害成分に関する注意点
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油絵具のチューブには、注意が必要な有害成分が含まれていることがあります。
そのため、絵を描くときは手袋を着用するなどの対策を取ることが大切です。
また、使用後のチューブは中身が完全に空になっているかを確認し、適切な方法で処分することが求められます。
油絵具のチューブのラベル確認:カドミウム色系と鉛白
油絵具のチューブには、カドミウム色系や鉛白などの有害な成分が含まれていることがあります。
これらの成分は人体や環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、廃棄する際には特別な注意が必要です。
ここに注意!
チューブに残った絵の具の中に有害物質が含まれているかどうかは、ラベルを確認することで知ることができます。
特に鉛白やカドミウム色系の絵の具は、そのままゴミとして出すのではなく、自治体の指定する危険ごみとして処理する必要があります。
絵の具が入ったチューブは、中身をできるだけ使い切ってから、自治体のルールに従い適切に廃棄しましょう。
空になったチューブも、金属製であれば資源ごみとしてリサイクルが可能な場合があります。
廃棄する前には、必ず自治体の分別ルールを確認して、正しい方法で処理を行いましょう。
絵の具を安全に使い切るための工夫や、廃棄を楽にするアイテムも市販されています。
例えば、チューブ絞り器を使うと、絵の具を無駄なく使い切ることができるでしょう。
絵の具の安全な使用と廃棄については、これからも新しい情報が更新されることがあります。
最新の情報に注意を払いながら、絵を描く楽しみと環境への配慮を両立させましょう。
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ラベルを確認して使っている絵の具に 含まれる成分を把握しておこう。
油絵具チューブの廃棄を楽にする便利グッズ
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油絵具のチューブはどう捨てるか、初心者の方々からよく質問を受けます。
そこで、廃棄の疑問をスッキリ解消する方法をご紹介します。
おすすめのチューブ絞り器とその使用方法
油絵具を使った後のチューブの捨て方にはコツがあります。
まず、油絵具を使い切る前にチューブ絞り器を活用しましょう。
これにより、チューブから絵の具を最大限に取り出すことができ、無駄を減らすことが可能です。
チューブ絞り器は、金属製やプラスチック製など様々な種類があります。
使用方法は簡単で、チューブの底部に挟んでゆっくりと絞り上げるだけです。
これにより、チューブ内の絵の具が前方に移動し、絞り出しやすくなります。
チューブが空になったら、廃棄の前にキャップを外して、中身が完全に出ているか確認しましょう。
中身が残っている場合は、自治体の指示に従って廃棄してください。
ここに注意!
特に夏場は、高温で絵の具が液状化しやすくなるため、漏れないように注意が必要です。
空になったチューブは、リサイクルの可能性があるため、自治体の分別ルールに従って捨てることが重要です。
最後に、チューブ絞り器を使用することで、油絵具のチューブの廃棄を楽にすることができます。
絵の具を無駄なく使い切り、環境にも配慮した廃棄方法を心がけましょう。
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100均などで手に入るのでぜひ使ってみてね!
まとめ:油絵具チューブの捨て方をマスターしよう
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油絵具のチューブは、ただ捨てるだけではなく、適切な方法で処分する必要があります。
使い終わったチューブは、中身が完全に空になっているかを確認しましょう。
中に残った絵具がある場合は、それを使い切ってから廃棄するのが理想です。
また、油絵具には有害な成分を含むものもあるため、市町村の指示に従って処分することが大切です。
チューブを捨てる際には、可燃ゴミか不燃ゴミか、または資源ゴミとして分別するかを確認してください。
チューブ絞り器を使えば、絵具を無駄なく使い切ることができ、チューブをきれいにしてから廃棄することができます。
正しい捨て方を身につけることで、環境に配慮した画家やイラストレーターとしての責任を果たしましょう。
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